当時の中央線は、181系の特急「あずさ」に165系・キハ58系の「アルプス」、各駅停車は115系、70系、EF13が引く客車列車も1日3本ありました。ほかに塩山-甲府-韮崎の区間運転には身延線の電車も走っていました。長く入れ替えに使われていたC12がちょっと前に廃車になっていました。
EF13やED17などの旧型電機とED61,EF64などの新型が同居していました。
八王子-甲府間の勾配線用に1958年から18両が作られました。
最終的には全機ED62に改造されて形式消滅しました。
一日3本の新宿-長野間の客車列車を引いていました。冬季はスヌ34を連結していました。
EF64は奥羽線板谷峠や中央本線などの勾配線用に1964年から製造されました。
身延線の貨物を牽引していました。廃車直前の姿です。
廃車直前のED173。大正12年にイギリスから輸入。
2120形などのボイラーを使って28両が作られました。冬季はEF13の次に連結され、新宿駅でも石炭のにおいをまき散らしていました。
この年のうちに客車列車の牽引は電気暖房付のEF64に代わり、最大の暖房車は役割を終えました。
構内入換で使われていたC125は、お別れイベントの後廃車となり、舞鶴城公園を経て現在は韮崎中央公園に保存されています。
たまたまこんなのも…。軌道検測用とあります。
跨線橋の上から。ED61は重連使用が基本でした。
塩山-韮崎の区間運転は身延線の電車が走っていました。クモハ14の800番台。
帰りの車中から何気なく撮った甲府駅。正面が改札口でその向こうが駅前広場です。広告や人々の服装も懐かしいです。