1975年頃 身延線のEF10

この頃は身延線の貨物輸送も盛んで、南甲府や東花輪などは大口の事業所も複数ありました。
身延線で長く活躍したED17が引退し、代わってEF10が貨物を引いていました。
リベット止めの一次形、丸みを帯びた二次形、その後の標準型に近い三次形と3タイプが揃っていました。
そのEF10も1977年末には、EF15と交代して廃車されました。
なにしろ40年以上前の写真で、撮影データもなく記憶も曖昧ですがお許しください。



笛吹川鉄橋

東花輪にはセメント工場とジャパンエナジーの石油基地がありました。東花輪を出て笛吹川を渡り、右に大きくカーブして甲斐上野です。

善光寺駅

甲府駅を出てしばらくは中央線と並行して走ります。善光寺駅の手前で身延線は右に分かれます。貨車の列がかなり長いです。

善光寺駅

飯田線とならんで旧型国電が最後まで残っていました。4両が基本で、韮崎-甲府-塩山の普通列車にも使われていました。

善光寺駅

やや上り気味のカーブで南向きのこの場所はお気に入りで、よく利用しました。今ならお立ち台と言うんでしょうか。

善光寺駅

南甲府側を向いて撮ったものです。逆光になるのですが、来たものは撮らなくては申し訳ありません。

南甲府駅

富士身延鉄道が甲府のターミナルとして作った駅舎は立派です。かつてはセメント工場などがあり、入換機関車も配置されていました。

残念ながら?

場所は…。県南部の比較的大きな駅です。南甲府、東花輪などを過ぎてこの辺りまで来ると、貨物量も少なく寂しい編成です。

腕木式信号機

この頃はまだタブレット閉塞でした。そのため、今と違ってほとんどの駅に職員が配置されていました。

身延駅

身延駅の旧駅舎の時代です。EF1026は新製から門司区にあって関門トンネルで使われていました。1977.3に甲府で廃車。

甲府機関区

この頃は、身延線のEF10と中央線のEF64、ED61が所属していました。こちらも関門トンネルで使われました。

富士川に沿って

富士川に沿って走りますが、山が迫っているので撮影場所には苦労しました。砂利の採取が盛んでした。1977.1廃車。

常葉川鉄橋

下部(今は下部温泉)-波高島間で常葉川を渡る、立派な鉄橋です。。なかなかいい場所で、何回も行きました。

甲斐住吉-国母

甲府市内を流れる荒川に架かる鉄橋です。

甲斐住吉-国母

架線柱は富士身延鉄道時代のものです。

富士駅

EF1028も昭和36年まで関門トンネルで活躍しました。その後、東京圏で貨物用に使われました。1978.1廃車。

常葉川鉄橋

このときは寂しい単行でした。

 





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