非電化区間の無煙化のため、1957年から合計138両が製造された電気式ディーゼル機関車である。 国鉄初の本格的ディーゼル機関車で、北海道を除く各地で特急列車から貨物列車まで幅広く運用された。 エンジン出力の不足などから、1962年にDD51形が登場すると亜幹線に転用され、1975年以後廃車されていった。 構造の違いから、基本番台(DF501~)と500番台(DF50501~)があった。
熊野市駅に停車中のDF5013貨物列車。
事故で前面を大破したが、修復されて1980年まで使われた。
荷物車2両を従えた普通列車を重連で。
亀山区のDF5054。
亜幹線の比較的負荷が少ない運用に使われた。
エンジンの出力不足もあり、重連で使われることも多かった。
夕暮れの鉄橋を渡るDF50。