5年がかりの穴窯が完成し、初窯を焚きました。
それから毎年春と秋の年2回、窯を焚いています。
連続約4日間、1250℃程度の焼成です。
焼き締めによる土と炎の織り成す素晴らしい表情を体感できます。
あなたも、窯焚きに参加してみませんか!
まずは窯の下のロストルから火を入れます。
じっくりあぶり、徐々に温度を上げていきます。まだ余裕があります。
300℃を超えたあたりで焚き口から薪を入れます。
温度が上がるに連れて炎の色が変わってきます。
500℃くらいまでは炎に照らされて窯の仲がよく見えます。
24時間で1000℃を超えます。薪くべも忙しくなってきます。
天井の火吹き穴の炎を見ながら薪を入れます。
頃合いを見て、酸化焼成から還元焼成へ切り替えます。
窯の後ろの煙道のレンガを1本抜くと、引きが押さえられて窯は還元状態になります。
還元がかかり始めると、焚き口の隙間からも炎が噴き出します。
還元中は温度が下がり過ぎないよう見守ります。
ここで一首「さびしいな 夜中に一人 窯の番 ビール片手に 朝までがんばろう!」
手伝いに来たわんこ。
再び酸化焼成に切り替え、窯の温度を上げます。
ご主人と一緒に窯の番。
宝石のように輝く澳がロストルから落ちてきます。
窯の脇のレンガを数本抜き取ります。
それなりの場所に置いておいた焼成中の作品を数点、脇から引き出します。
途中で引き出した作品、渋いです。
ご主人さまから、散歩前の訓示を受けています。
早朝の散歩中、タヌキが現れた!!
1200℃を超えたらもうひとがんばり。ガンガン薪をくべます。
窯の中の温度もグングン上昇中。
松は油分が多く、煙突から出る煙は真っ黒です。
火事と間違われないよう、必ず消防署に届けます。
遠くから見ると、自然に溶け込んだ窯の景色がいいです。
窯焚き終了の翌週、ワクワクしながら窯を開けます。
窯の中から慎重に作品を取り出し、並べます。
窯出し後の食事会。おいしい料理は早いもの勝ちです。
毎回窯出しにはいろんな人?が訪れます。
併設のピザ窯で自家製ピザを焼いてます。
コゲてしまう前に、素早く取り出します。
自家製の皿(板きれ)に乗せて召しあがれ♪
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