2011.4.28~5.1 初窯

5年がかりの穴窯が完成し、初窯を焚きました。
それから毎年春と秋の年2回、窯を焚いています。
連続約4日間、1250℃程度の焼成です。
焼き締めによる土と炎の織り成す素晴らしい表情を体感できます。
あなたも、窯焚きに参加してみませんか!



点火

まずは窯の下のロストルから火を入れます。

あぶり

じっくりあぶり、徐々に温度を上げていきます。まだ余裕があります。

 

上の焚き口から

300℃を超えたあたりで焚き口から薪を入れます。




温度上昇

温度が上がるに連れて炎の色が変わってきます。

窯の中

500℃くらいまでは炎に照らされて窯の仲がよく見えます。

2日目

24時間で1000℃を超えます。薪くべも忙しくなってきます。




薪投入のタイミング

天井の火吹き穴の炎を見ながら薪を入れます。

酸化焼成と還元焼成

頃合いを見て、酸化焼成から還元焼成へ切り替えます。

煙道の煉瓦

窯の後ろの煙道のレンガを1本抜くと、引きが押さえられて窯は還元状態になります。




還元焼成①

還元がかかり始めると、焚き口の隙間からも炎が噴き出します。

還元焼成②

還元中は温度が下がり過ぎないよう見守ります。

夜中ひとりの孤独な窯番

ここで一首「さびしいな 夜中に一人 窯の番 ビール片手に 朝までがんばろう!」




かわいい見学者

手伝いに来たわんこ。

還元焼成から酸化焼成へ

再び酸化焼成に切り替え、窯の温度を上げます。

「きみも当番ができればねぇ」

ご主人と一緒に窯の番。




ロストルにたまった澳

宝石のように輝く澳がロストルから落ちてきます。

引き出し準備

窯の脇のレンガを数本抜き取ります。

引き出し

それなりの場所に置いておいた焼成中の作品を数点、脇から引き出します。




引き出した作品

途中で引き出した作品、渋いです。

訓示

ご主人さまから、散歩前の訓示を受けています。

タヌキと遭遇

早朝の散歩中、タヌキが現れた!!




ラストスパート

1200℃を超えたらもうひとがんばり。ガンガン薪をくべます。

頼りの温度計

窯の中の温度もグングン上昇中。

黒煙が…

松は油分が多く、煙突から出る煙は真っ黒です。




煙に包まれる窯

火事と間違われないよう、必ず消防署に届けます。

のどかな窯風景

遠くから見ると、自然に溶け込んだ窯の景色がいいです。

翌週の窯出し

窯焚き終了の翌週、ワクワクしながら窯を開けます。




わくわくする瞬間

窯の中から慎重に作品を取り出し、並べます。

楽しい反省会

窯出し後の食事会。おいしい料理は早いもの勝ちです。

窯出しのお手伝い

毎回窯出しにはいろんな人?が訪れます。




ピザ窯番外編1

併設のピザ窯で自家製ピザを焼いてます。

ピザ窯番外編2

コゲてしまう前に、素早く取り出します。

ピザ窯番外編3

自家製の皿(板きれ)に乗せて召しあがれ♪


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