ピザ窯完成!!  2011.7~2012.12 

穴窯が完成して、耐火レンガが少し残りました。 誰かが「ピザ窯を作ろう。」と提案し、みんなが賛成して工事を始めました。
窯焚き、薪割りの合間の工事だったので、1年半ほどかかりました。
ピザ窯は人気者です。窯焚きをするといっても人が集まりませんが、ピザを焼きますというと大勢集まります。
 



場所決め

設置場所は使う時のことも考えて、第一物置の隣、現在薪が積んである所にしました。(黄色矢印)

地ならし

更地にして砂利を敷いて、人力で地面を固めます。

基礎

捨てコンを打って、鉄筋を入れながらブロックを積みました。




土台完成

ブロックを4段積みました。この上にピザ窯を乗せます。

レンガ積み

ブロックの上に5㎝厚のコンクリート板を乗せ、その上に断熱煉瓦を敷き詰め、その上に耐火煉瓦の30㎝×60㎝を3枚敷いて火床にしました。
かまぼこ形の型を置いて、それに沿ってアーチ型に煉瓦を並べます。

窯の上で作業する築炉職人

アーチ型に積んだ煉瓦の頂上に最後の煉瓦を打ち込むと、アーチ一列が仕上がります。




「芋目地」ですが何か?

強度は二の次で、芋目地になっています。ちょっと手抜き?

本体完成

一応本体のトンネルはは完成したのですが、この状態でシートを掛けてしばらく方って置かれました。

正面の仕上げ

焚き口を残して正面を塞ぎます。ピールでピザが出し入れできる大きさにします。




ピザ窯完成!!

隙間をできるだけ煉瓦で塞ぎ、隙間は耐火モルタルで埋めました。

試し焼き

雪が積もった日でしたが、完成した窯を試しに焼いてみました。ついでにスーパーで買ってきた冷凍のピザを焼いてみました。
窯全体が温まるのに1時間以上かかります。ピザを焼くのはほんの1分ほど。でも、おいしくいただきました。

本格手づくりピザ

夏になると山にはお客さんがたくさん来ます。自作のピザ生地にみんなでトッピング。




焼きを待つピザたち

自作なので形はいろいろ。

熾火で焼く

窯の中は360℃温まっていますから、まんべんなく火が通ります。

おいしいピザの完成!

チーズが溶けて、ちょっと焦げ目が付いて、絶妙の焼き上がりになりました。





Copyright DORAKUGAMA All Rights Reserved.