昨年も同じ時期に焼きました。準備や作品作りの都合で、春はこの時期がベストなようです。今年はちょっと気温が高めで、ストーブは必要ありませんでしたが、例年なら6月上旬に発生する目を狙ってくる虫が出ていました。
今回は少し作品数は少な目です。伊賀・信楽土の焼き締め作品が主ですが、捨て間には備前の作品が入れてあります。
作品はかなり少な目でした。前回に焼き損なった焼き直しもけっこうあります。
これなら窯詰めも早く終わるかなと思っていると…
Fさんがたくさんの作品をもって現れました。100個くらいということでしたが、全部で175個ありました。一気に棚がにぎやかになりました。
2日目の明け方からはOさんが当番です。この段階では雑木やC級の松を使いますが、順調に温度が上がっていきます。
OさんからMさんに交代。年齢を感じさせないパワーです。
焚き手はNMさんとNBさんに交代。お二人の息の合った窯焚きで安心。夜に備えて今のうちに少し休ませていただきます。
お二人が持ってきてくださった手づくりの昼食をいただきます。みんな毎回楽しみにしています。
働き者のOさんは、新しく買ったクサビの割れ具合を試しています。
運んで積みます。もう次回の窯焚きの準備は始まっているのです。
Kさんは、食事が終わるとすぐに薪割りを始めました。
Kさんが一人で窯焚きです。このくらいになると、焚き口に薪を近づけただけで燃え始めます。
栄窯のIさん、Hさんが来てくださいました。
投入する薪の量も多くなり、煙突から炎が上がるようになります。
大くべして正面が終わりました。これから3時間ばかり捨て間を焚いて終了です。
Kさんの壺に意図した通りの亀裂が入っています。
捨て間の棚板が割れてしましました。それよりも、備前焼がみんなピカピカです。そんなに温度を上げたわけではないんですけど。
Nさんと初めての散歩。ふり返りながらいそいそと出かけました。
(ミ)「抱っこはあまり好きじゃないんだけど…お世話になってるKさんだから、ここはしばらく調子を合わせておこうっと。」
温度もそこそこ上がりましたので、ほとんどがよくやけていました。作品を見る目が真剣です。
つまらない壺でしたが、焼き直して10倍よくなりました。
いつものように持ち寄った料理で反省会。盛り上がりました。初めて集合写真を撮ってみました。皆様、本当にありがとうございました。
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