2018 春の窯焚き  5.24~27

昨年も同じ時期に焼きました。準備や作品作りの都合で、春はこの時期がベストなようです。今年はちょっと気温が高めで、ストーブは必要ありませんでしたが、例年なら6月上旬に発生する目を狙ってくる虫が出ていました。
今回は少し作品数は少な目です。伊賀・信楽土の焼き締め作品が主ですが、捨て間には備前の作品が入れてあります。



5.20~24 窯詰め

作品はかなり少な目でした。前回に焼き損なった焼き直しもけっこうあります。
これなら窯詰めも早く終わるかなと思っていると…

大量の作品到着

Fさんがたくさんの作品をもって現れました。100個くらいということでしたが、全部で175個ありました。一気に棚がにぎやかになりました。

点火から20時間

2日目の明け方からはOさんが当番です。この段階では雑木やC級の松を使いますが、順調に温度が上がっていきます。




26時間経過

OさんからMさんに交代。年齢を感じさせないパワーです。

27時間経過

焚き手はNMさんとNBさんに交代。お二人の息の合った窯焚きで安心。夜に備えて今のうちに少し休ませていただきます。

豪華昼食

お二人が持ってきてくださった手づくりの昼食をいただきます。みんな毎回楽しみにしています。




31時間経過

働き者のOさんは、新しく買ったクサビの割れ具合を試しています。

割った薪は…

運んで積みます。もう次回の窯焚きの準備は始まっているのです。

53時間経過

Fさんとお友だちが来てくださいました。




田植え

天気のいい土曜日なので、隣の田んぼでは田植えをしていました。

58時間経過

温度も順調に上がり、窯の中がまぶしく感じます。

62時間経過

温度も薪も順調なので、食事もお酒もおいしいです。




腹ごなしには薪割り

Kさんは、食事が終わるとすぐに薪割りを始めました。

64時間経過

Kさんが一人で窯焚きです。このくらいになると、焚き口に薪を近づけただけで燃え始めます。

深夜の訪問

栄窯のIさん、Hさんが来てくださいました。




65時間経過

投入する薪の量も多くなり、煙突から炎が上がるようになります。

74時間経過

大くべして正面が終わりました。これから3時間ばかり捨て間を焚いて終了です。

6月2日(土) 窯出し

Kさんの壺に意図した通りの亀裂が入っています。



捨て間の備前

捨て間の棚板が割れてしましました。それよりも、備前焼がみんなピカピカです。そんなに温度を上げたわけではないんですけど。

ミレー①

Nさんと初めての散歩。ふり返りながらいそいそと出かけました。

ミレー②

(ミ)「抱っこはあまり好きじゃないんだけど…お世話になってるKさんだから、ここはしばらく調子を合わせておこうっと。」



作品が勢揃い

温度もそこそこ上がりましたので、ほとんどがよくやけていました。作品を見る目が真剣です。

変身…

つまらない壺でしたが、焼き直して10倍よくなりました。

「全員集合。かんぱーい!」

いつものように持ち寄った料理で反省会。盛り上がりました。初めて集合写真を撮ってみました。皆様、本当にありがとうございました。





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