道楽窯は「穴窯」と呼ばれる、登り窯ができる以前に使われた古い形の薪窯です。
釉薬を掛けずに作品を入れ、“焼き締め”“灰かぶり(自然釉)”や“窯変”の作品を狙います。現在では陶芸のほとんどが電気窯や灯油窯、ガス窯での焼成となりましたが、薪窯で焼き締めたものは一味も二味も違った仕上がりで、非常に魅力的な作品になります。
一度に大小合わせて500個程度の作品を焼くことができます。
毎年5月~6月と10月~11月に窯焚きをします。赤松を主な燃料にして4泊5日薪をくべ続けます。2,3人交代で、温度計と窯の様子を見ながら薪を投入し続けます。
道楽窯では作品を窯に入れる方、窯焚き作業をお手伝いしていただける方をいつでも募集しています。
日常生活から離れて、この山奥でぜひ窯焚きを経験してみてください。
原則として毎週土曜日は薪割り作業をしています。チェンソーで玉切りをして、薪割り機で割ります。ご希望があれば昔ながらの斧も使えます。
赤松の伐採作業になることもあります。
春と秋に窯を焚いています。2017年5月で13回目になります。
ご自分の作品を入れ、山のすがすがしい空気を味わいながら、炎と語り合ってみませんか。1時間でも2時間でも、ご自分の都合のよい時間でけっこうです。
バンガロー程度の宿泊施設はあります。近くに宿泊施設やペンションもあります。もちろん窯焚きだけでも大歓迎です。
参加希望の方には日程をお知らせしますのでご連絡ください。
北杜教室での陶芸教室もお勧めです。
標高は河口湖と同じくらいありますので、夏は自然の涼しさが心地よく感じます。
春は山菜採り、秋はきのこ狩りなどもお楽しみいただけます。
ご希望があれば、昼食は手づくりピザやバーベキューの用意もできます。
作品作りのあとは、子どもたちは山や川で遊んだり、虫を追いかけたり。子ども薪割り教室も人気があります。遊び道具は何もありませんので、子どもたちは自然の中で工夫して遊びます。
焼成は参加者全員が細心の注意を払いながら最善を尽くしますが、窯の中で起こることは予測不可能なこともあります。ひょっとしたら何か不具合がおきることもあるかもしれません。しかし、そのリスクがあっても余りある対価が作品に現れると思います。
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