道楽窯では、2016年春までに年2回のペースで11回の窯を焚いてきました。その中からほんの一部の作品ですがご覧ください。
薪窯で作品を焼いてみたいという方も参考にしていただき、お気軽にご連絡ください。
ご意見ご感想をいただければ幸いです。
伊賀の荒目の土です。火床に置いたので、灰の流れと焦げが見られます。高さ45㎝。
伊賀の荒土に赤土を少し混ぜました。これも火床で80時間ほど焼いています。高さ45㎝
最新の壺です。混ぜる赤土は少し控えめにしました。久しぶりに灰がよく溶けました。
はじめの頃の焼きです。当時一番熱心な生徒さんだったHさんの作品です。転がして焼きました。灰の流れが下に集まり緑色、強還元の青と空洞の緋色がきれいです。
こんな焼きはあれ以来出ていません。
Kさんの花入れです。灰のかぶりと流れ、緋色が見事です。
たまにはこういうものも作ります。本体と蓋のバランスが難しいです。
ぎんが工房の赤土と白土のお地蔵さんを焼いてみました。完全手づくりなので表情がみんな違います。
Dさんのろくろ作品です。窯焚きのたびにいろいろ意欲的な作品をお持ちになります。
おもしろ半分で作った60㎝の長皿です。こんなもの使う人はいないだろうと思っていましたが、ある老舗の和菓子屋さんでディスプレイ用に使っていただくことになりました。
Iさんの奥様は赤土がお好きで、赤土しか使いません。花器として作りましたが、灰がよくかかって溶けています。
Dさんの3個セットのカップ。緋色がきれいに出ました。
厚めの板の内側をくり抜いてみました。いろいろやってみるといろんな効果が発見できます。
窯中の場所や温度によって作品の焼きが大きく変わります。窯の中列で焼いた皿。灰もそこそこ被っています。
火どこに置いた一輪挿しが床の煉瓦に付いてしまいました。仕方がないのでレンガごとはがしました。
灰の流れも色もけっこう気に入っています。職場の文化展で賞をいただきました。
Kさん得意のミニ花器です。
多種多様なものがあります。
釉薬を掛けたものもきれいです。
県内外のクラフト展などで活躍中です。
叩いて、伸ばして、押して、削って…。おもしろいものができました。
栄窯の手伝いの時に、登り窯の薪投入口の真下で焼かれました。
形は花器ですが、中に灰を入れ網を乗せて炭火で調理するのだそうです。
窯の一番奥に凹みが作ってあり、小さな作品が入れられます。回りのレンガと同じくらいよく焼けています。
Iさんの土瓶型の花器です。来るたびに必ず今日はこれを作ると、アイデアが豊富でユニークです。
右左口の里陶芸教室の会員さんの作品です。焼き直して何とか灰も溶けました。
ろくろ引きの形のいい中壺です。信楽らしい焼きになりました。
深みのある色が出ました。この手のカップはビールや水割り用に人気があります。
いい焼きだと思いますが、茶道をなさる方は「ざらざらしていて茶筅が痛む。」と敬遠気味。茶道の先生にお話しすると、「それは点て方がちょっと…」
高さ15㎝くらいの小さな一輪挿しですが、灰がたっぷりかかりました。
灰の溶け不足で焼き直しを繰り返した作品です。はじめの灰が溶けないうちに次の灰が降り、また焼くとまた次の…というわけで3回薪窯に入れ、灰の層は厚くなりましたが、溶けは不十分ということになりました。でも、これはこれでいいと思うのですが。
窯出し後、夕日に照らされる大小の壺。